土用の丑の日と言えば、鰻!
なぜ鰻を食べるのか?
夏バテ防止説や平賀源内説・春木屋善兵衛説などがありますが…
こちらは置いといて、気になったのが、土用の丑の日の鰻丼や鰻重になぜ奈良漬けが付いているの?
というわけで、ちょっと調べてみました。
うなぎ以外の行事食
旬を迎える土用しじみ・精をつける土用卵・無病息災を願う土用餅などがありますが、「う」がつくものを食べるという風習がありました。
うどん・梅干し・ウリ・馬肉・牛肉(ばにく・ぎゅうにくって読まないでね(笑))
ということで、気が付きましたか?そう、ウリ!
胡瓜(きゅうり)や西瓜(すいか)、冬瓜(とうがん)、南瓜(かぼちゃ)、苦瓜(にがうり)などのウリ科は、水分やカリウムが豊富で、身体の余分な熱を冷ましてくれるとされるそうです。
瓜を食べる風習はウナギの箸休めとして出される奈良漬という形で残存しているということでした。
追伸、土用には、やってはいけないとされていることがあると知っていますか?
土用の期間にやってはいけないとされるのは、土いじり、草むしり、家にまつわる工事、井戸掘りなど、土に関すること。
とはいえ、18日の土用期間中、これらのことができないと支障をきたすだろう。
そのため土用の期間には「間日(まび)」というものがあり、
その日は土いじりをしても大丈夫とされています。
昔の人々の知恵や風習を学び、季節、旬を感じ、今年も厳しい夏を乗り切ろう!
でも、やっぱりBEERがうまい!!