尼崎商工会議所の一員として富山県高岡市の商工会議所に意見交換会に行って来ました。
市の規模としては、面積は尼崎の約4倍、人口は40%弱です。
高岡市は加賀100万石・前田家2代当主の前田利長公により開かれた町との事です。
江戸時代後期の建物が多く残り、貴重な文化遺産が多くあります。
国宝のお寺も2か所あります。
日本三大仏の一つの高岡大仏は美男子でした。
万葉の故地としても有名で、万葉集にちなんだ施設や催しが多くあります。
海越しに立山連峰を望む、雨晴海岸は絶景の地でした。
前田家が戦国時代から織田・豊臣・徳川と繁栄したのは、「前で守る」精神があったからとの話を聞きました。
当時の戦で駆り出されるのは多くが農民で、だれも血を流して戦いたくないのが本音です。
戦になる前に「前で守る」ことにより、自分の国の農民を守って繁栄していきました。
聞くと世渡り上手のように聞こえますが、会話と時を読むことにより平和を守れれば一番です。
晴れることが少ない北陸地方で、2日間とも立山連峰に見守られて、有意義な時間を過ごしました。