いよいよ４月、春です。桜の季節です！
桜は、日本人にとって特別な存在だと思います。
春になると全国各地で桜が咲き誇り、あちらこちらで花見を楽しむ人々が沢山います。
私自身、桜が大好きなので桜を見るために全国各地を旅してきました。
その中でも、オススメの桜を紹介したいと思います。
今回は「日本三大桜」と呼ばれる、国の天然記念物に指定されている有名な桜を紹介したいと思います。
まず、１つ目は、山梨県北杜市の「山高神代桜」です。
樹齢2000年といわれるエドヒガンザクラで、伝承ではヤマトタケルが植えたとされ、日本最古の桜だと言う伝説があります。
また、鎌倉時代には日蓮聖人がこの桜の回復を祈願したと言われています。
一見すると、老木ですが、幹の周りが太く10m以上もあり圧倒的で風格がある巨木です。
満開の時期には、桜の奥にそびえる、雪をかぶった甲斐駒ヶ岳とのツーショットは圧巻です。
２つ目は、岐阜県本巣市の「根尾谷淡墨桜」です。
樹齢1500年以上と言われるエドヒガンザクラで、「淡墨桜」の名前の由来は、散る際に花が淡い墨色になることから名付けられています。
花が開花時は淡いピンク、満開になると白、散り際には淡い墨色に変化する花色が特徴的な桜です。
開花時、満開時、散り際と三度も楽しめる桜です。
３つ目は、福島県田村郡三春町の「三春滝桜」です。
樹齢が1000年以上といわれるベニシダレザクラで、枝が滝のように流れ落ちるような見事な枝ぶりで
日本で最も美しい枝垂れ桜とも言われています。
満開になると、まるでピンク色の滝のように見える幻想的な姿が魅力的です。
夜にはライトアップされ、更に幻想的な美しい姿になります。
個人的には「三春滝桜」が一番好きな桜です。
どの桜も4月上旬から中旬にかけて開花時期となっています。
これらの三大桜は、見事な桜ばかりなので、機会があれば、是非お花見に行って欲しい桜です。
