HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)とは、
食品の安全性を確保する衛生管理システムです。
食品製造の全工程で、あらゆる危険の調査・分析(Hazard Analysis)を行い、その危険を防止(予防、消滅あるいは許容レベル以下に減少)するための重要管理ポイント(Critical Control Point)を特定し、そのポイントを継続的に監視・記録(モニタリング)し、安全を確保する管理手法になります。
国際標準であるHACCPシステムを導入することによって、工場の品質・衛生管理について世界的な品質衛生レベルが確保できます。
食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生する恐れのある微生物汚染、薬品類、硬質異物などの危害について調査・分析します。
調査結果に基づいて、明らかになった有害要因を取り除く予防措置を確立します。
食品の取り扱いで、より重点的に管理すべきポイント(工程、手順、操作…Critical Control Point:重要管理点)についてはそれぞれ予防措置の限界域を確立していきます。
重要管理点が守られているかどうかについて常時モニタリングし、記録することにより製造工程全般を通じて製品のより一層の安全確保を図ります。
監視カメラの設置や製造ラインへの入退室管理・衛生管理などお客さまの工場に最適な防犯システムをご提案します。
昨今、食品への異物混入事件は、企業のブランドイメージの低下や取引先の信用低下、風評被害など社会的な影響はもちろんのこと、食品回収のコストや消費者の買い控えなど企業の業績にも大きく関わる経営リスクとして 認識されフードディフェンスの強化が、食品工場に求められる重要な課題となっています。
フードディフェンスとは意図的な外部からの危害因子の混入から食品を保護し、食品の安全を確保することで人為的なトラブルを防止する取り組みです。
HACCPシステムを十分に発揮するためには衛生管理の土台となる施設の設備や装置の汚染を最少限にする設計・配置と耐久性があること、適切な保守管理や洗浄・消毒が可能であることが必要です。
製造環境を衛生的に確保するために考慮した工法、装備、工具、材料を選定した施工を行っています。
食品工場の施工において設計から完成まで綿密な計画が必要であり、
各工程の電気設備の種類は多岐にわたります。
長年にわたる豊富な実績に基づいたノウハウにより、
建築電気設備から機械制御設備まで設計施工において、多種多様なご要望にお応えします。
生産にかかわる建築電気設備・機械内線電気工事・機械自動制御プログラムと
建物から生産設備全ての電気関連メンテナンスに対応いたします。
工場における電気関連設備は熟知しておりますので
当社施工物件に限らずご連絡をいただければ即日対応もかのうです。
デマンドコントロールによる最大デマンドの抑制をすることで省エネ・省コスト化を図れます。
最大デマンドとは、お客さまがご使用された電力を計量し、そのうち月間で最も大きい値のことを指します。
この値をもとに電力の基本料金が決められます。
つまり、日々の電力管理が重要となり最大デマンドを抑えることで省エネ・省コストにつながります。
電力使用量の見える化による節電対策
使用状況の分析によって電力の過剰消費を防ぐことができ効率的な節電対策が可能になります。
目標数値の設定や過去のデータとの比較を提示する事で従業員への省エネの意識付けが期待できます。
生産機械や冷蔵庫などフル稼働している食品工場では、
事務所の空調、支障のない範囲での生産計画の調整などでもコスト削減に貢献することが可能です。
業務効率を高める作業動線、
生産機械類の種類や配置などを考慮した設計・施工を行い、
お客様への付加価値を提案・提供いたします。
改修工事の際にも生産機会損失を可能な限り失くすことを考慮した
作業時間計画と稼働ラインを優先した柔軟な計画・提案を心がけております。
各種設備ルートやメンテナンス通路を総合的にレイアウトして天井裏メンテナンススペースを配慮し
機械設備配管類とともに調整の上、整然と配線します。
「食品のありのままの色を見せたい」「検品作業で細かな異物を発見したい」等の要求に対しても
照度レベル・分布、光色、演色性等を考慮した対応が可能です
ひとつひとつの工場に対してひとつひとつの答えを出す。
あなたの工場に価値を足す、食品工場プロデュース事業があります。